ロシア軍即時徹底 抗議の決議!
掲載日:2022.02.03
ロシアのウクライナへの武力攻撃は暴挙であり
、断じて容認できません。こうした暴挙に対し、自治体議会としての意思を示すことが必要であると考えます。そこで、東京都議会立憲民主党から、各会派へロシアへの非難決議を提案し、全会一致で可決させることができました。
外交は国政の専管事項と言われますが、ロシアのウクライナ侵攻のよって、輸出入制限や、石油価格の高騰など、関連事業者への打撃は多きものがあり、法人税が都税収入を柱とする東京都にも大きな影響があります。
加えて、東京都とモスクワでは姉妹友好都市を提携しており、こうした友好都市関係そのものへの影響も多くあります。
非難決議は議会の意思を都民はもちろん、広く意思を示すものであり、こうした都議会の意思を示すことで平和への道へ進むことに加え、関連する事業者をはじめとした皆様への影響を少しでも軽減できればと思うものです。
全文は下記の通りです。
ウクライナからのロシア軍の即時撤退と速やかな平和の実現に関する決議
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻は、力による一方的な現状変更を認めないという国際秩序の根幹を揺るがすものであり、平和的解決を求める全世界の願いもむなしく軍事行動という最悪の手段を行使したロシアの暴挙は、厳しく糾弾されるべきである。
自国の平和と安定を望むウクライナの主権と国民の思いは尊重されるべきであり、このような軍事的侵略は、国際法の深刻な違反であるとともに、国連憲章の重大な違反である。断じて容認できるものではない。
また、ロシアのプーチン大統領は、核兵器の使用につながる意思を示しており、唯一の被爆国 である我が国として、絶対に許すことはできないものである。
よって、東京都議会は、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に対して強く抗議するとともに、ウクライナ国民と現地在住の日本はじめ各国の国民の安全確保及びウクライナからのロシア軍の即時撤退と速やかな平和の実現を強く求めるものである。
以上、決議する。
令和4年3月3日