都知事選について

掲載日:2011.04.11


  東京都知事選挙では石原慎太郎氏が圧倒的な差で4選を果たしました。また杉並区の都議会補欠選挙では民主党候補が敗北を喫し、都議会過半数を知事与党である自公が占めるという結果に終わりました。

  2009年に民主党を中心とする勢力が都議会過半数を占め、私も初当選をさせていただきました。これによって税金のムダづかいや外郭団体の情報公開など、西沢けいたも全力で活動し行政改革を進めて参りました。また築地市場移転問題については、議会側に検討調査チームを作るなど議会主導が進みました。

  今回の結果を受け、こうした改革が逆戻りになってしまう懸念があります。2元代表制を取る日本の地方議会制度において、知事の提案になんでも賛成、又はなんでも反対という議会では全く意味がなく、こうした議会をようやく脱することができた都議会が以前のような議会に戻ってしまうのは残念でなりません。

  都民の皆様の判断ですから、真摯に受け止め、今後も変わらず都政改革に全力を尽くすことを誓いたいと思います。