小池知事へ申し入れ

掲載日:2016.09.27


本日小池知事へ豊洲問題について申し入れを行いました。

私がこだわったのは3と4で、これまで都が隠してた加工パッケージ棟の調査も行うことと、もう隠さないで欲しいという2点です。

加工パッケージ棟と管理棟は「引き渡しが済んでいない」という理由で見れられないということでしたが、管理棟は5月に引き渡しが済んでいたことがわかりました。

嘘までついて視察を拒んだ理由はなんなのか、何か都合の悪いものがあったと言われてもしかたありません。

平成28(2016)年9月26日

東京都知事

小池百合子 様

都議会民進党

幹事長  尾崎大介
豊洲市場の移転問題に関する申し入れ
私たち都議会民進党は、従来から一貫して、都民の食の安全・安心を第一に、都民の不安を払拭するため、徹底した土壌汚染対策を求めてきました。

そのことからも、小池知事が「移転延期」を表明したことを尊重し、その後の「盛り土問題」の発覚で、その意をますます強くしています。この問題で、私たち都議会民進党は、3回の現地視察を行うとともに、豊洲市場移転問題プロジェクトチームを設置し、調査を行ってまいりました。

以上のことを踏まえ、都民の不安を払拭し、信頼回復を図る観点から、以下について申し入れるものです。

1 現在の豊洲市場が安全・安心な市場として本当に機能するのか、あらゆる観点から徹底的に検証すること。

2 盛り土問題では、いつ、誰が、どのような理由で盛り土をしないことを決めたのかなど、意思決定の経過を明らかにすること。

3 豊洲市場内の全施設の地下ピットにおける水・土及び空気の調査を実施し、その結果を公表すること。

4 市場問題PTや専門家会議のインターネット中継をはじめ、情報公開を徹底し、都民の信頼回復を図ること。

また、マスコミによる取材にも積極的に協力し、水や土の独自の採取や分析なども認めるなど、広く情報公開を徹底すること。

5 都と東京ガスとの交渉の経過についても、積極的に情報公開し、検証すること。

6 操業由来の汚染物質が全て掘削除去されているのか、不透水層より下は汚染されていないのかを改めて検証すること。

7 豊洲市場の開場延期が長期化するのであれば、現在の築地市場の耐震化など、必要な対策を講じること。

8 全ての市場業者に対して、経済的な支援策はもとより、十分で丁寧な対応を講じること。また、中央区とも十分協議し、築地での食文化の拠点継承に向けて取り組むこと。

以上