知事の姿勢について

掲載日:2016.05.13


本日、都議会民進党幹事長名で、舛添要一知事に海外出張費や公用車の使い方について申し入れを行いました。

「税金の無駄遣い」を超える、危機管理上の問題、都庁組織への影響、都民からの信用など、あらゆる問題につながります。

6月1日より東京都議会は開会いたします。問責決議を早急に出すべきという声もありますが、私はこの議会での知事との議論の上で判断をすべきと考えます。

 

東京都知事

舛 添 要 一 様

都議会民進党

幹 事 長 尾 崎 大 介

民進党都議団

幹 事 長 野 上 ゆ き え

知事の姿勢、行政執行に関する申し入れ

知事の海外出張や公用車の使い方、さらに政治資金の使途について、連日報道され、多くの都民から批判の声が寄せられています。

都政改革を推進し、果断な施策を実行するためには、何より都民の理解と信頼を得ることが極めて大切であり、昨今の状況は、都政の推進力を失わせることにもなりかねないと、大いに危惧しています。

改めて言うまでもなく、都政のトップである知事においては、都民目線での説明責任があり、法令遵守はもとより、李下に冠を正さずの姿勢が必要です。

都議会民進党は、都民の理解を得られる知事の姿勢、行政執行を望むものであり、下記の事項について、速やかに実行されるよう強く申し入れます。

1 海外出張については、その成果について都民の理解を得ることはもちろんのこと、実施にあたっては、知事自らの決断で一層の経費縮減に努める

2 出張費用にかかる情報を公開するとともに、費用計上にあたっての積算根拠、必要性の根拠を明示すること。

3 公用車の利用については、改めて適正な利用を求めるとともに、公務外の頻繁な都外への宿泊については、危機管理の観点から止めること。

4 政治資金については、都民の理解を得られるよう知事自ら説明責任を果たし、使途についても、都民の代表たる自覚をもって十分に精査すること。

以上